バイバイは、いやだな。

おむつ。を作っているもの。

「ママー!ママ死なないでぇ!」
なんの前触れもなくそう叫び
キッチンに走ってくる5歳男子。

・・・えっと、とりあえず大丈夫そうだよ?
今も料理中だし。キッチンドリンカー中だし。
死にそうな感じはないよ?w

「これこれ、邪魔しないの。」
なっとくんを追いかけて伴侶登場。

手にはヨシタケシンスケさんの絵本
「このあと、どうしちゃおう」を持ってる。

私の大好きな絵本。
2人で読んでたらしい。

おじいちゃんが亡くなったあと
孫の「ぼく」は「このあと どうしちゃおう」
って書かれたおじいちゃんのノートを見つけて
ぼくが「死」について考えてく。
そんな感じの絵本。

なるほどね。
想像しちゃって悲しくなっちゃった系な。

よし!

おむつ。「ちょっと伴侶や、料理まかせた!」
伴侶「は?なにしたら…」
おむつ。「あとマカロニサラダに味付けて
まじぇまじぇするだけだから!」
伴侶「えー…いいよ。」

キッチンを任せて
私はなっとくんとソファに座る。

なっとくん「ママも死ぬ?」
おむつ。「いつかはね。」
なっとくん「いやだ、ママがいなくなるのヤダ。
だって会えなくなっちゃうんでしょ?」
おむつ。「じゃあいっぱい写真撮っとく?」
なっとくん「やだ!ギューできないのやだぁ!」

ギューか…それはちょっとむずいね。
確かに。

おむつ。「じゃあ、ねーねにギューしてもらうか!」
なっとくん「ねーねは、ずっと死なない?」
おむつ。「あー…ずっと死なないはないなぁ。」
なっとくん「じゃあパパも?!」
おむつ。「パパも。」
なっとくん「えー!!…えっじゃあボクも死んじゃうの?」
おむつ。「いつかはね。みんなすぐの話じゃないよ?」
なっとくん「いやだ!死んじゃったらママと会えないじゃん!!」

時系列戻ったなw

なっとくん「バイバイやだよぉ。」
おむつ。「そうだね、バイバイ切ないもんね。
よし、じゃあ今はとりあえずバイバイしてないし
今日何して遊ぶ?」
なっとくん「うー…うえーん」
こんちゃん「しょうがないな、なっとくん
今日は特別にUNOやってあげるよ。」
なっとくん「UNO!やったー!」
こんちゃん「まぁ手加減はしないけどね。」
なっとくん「まぁボクが勝つけどね。」

はい。
本日のめそめそタイム終了。
長女強し。

お酒を片手に、UNOをしてる2人をふーっと眺める。
すると伴侶がマカロニサラダを持ってきた。

伴侶「なんでおむつ。は真正面から死ぬとか言うのさ。
まだ5歳だよ?うまくごまかすとかさぁ。」
おむつ。「よし、じゃあ君はよしよししてあげてくれ。
緊張と緩和じゃな。」
伴侶「なんじゃそりゃ。酔っ払いめ。」

は?酔ってないし。は?

おむつ。「ところでマカロニサラダできた?」
伴侶「あっ失敗した!すまん!」
おむつ。「えっどのように?!まじぇまじぇするだけなのに?!
失敗する方がむずくないか?!」
伴侶「食べてみ?」

…うえーーー
塩と砂糖間違えるとか、コントかよ。
ケタケタ笑ってんじゃねーぞ、こら。

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